浮気されて怒り爆発! 見るべからずなもの 1

見るべからずなもの…それは夫のSNS

今から３ヶ月ほど前、夫のSNSを見てしまった…と言うかしらみつぶしに調べた。

それ以来、私の心に入り込む全てをコールタールみたいなどろどろしたものに変えてしまう何かが住み着いた。これを嫉妬心と言うのかな。

起こってもいない最悪な事態が頭の中に次々湧いてきては自分自身を苦しめた。

一番大切で信頼していた人が親の敵のように憎らしく大嘘つきに思えてきた。

夫の言葉の裏には何かある、この機嫌良さは女がらみの何かがあるに違いない…。

そして夫を責めに責めた。

 

「疑心暗鬼」とは今の私を表すぴったりな言葉。

 

夫がブログとインスタグラムをやっていたのは二年ほど前から知っていた。しかし、それらを覗き見たり、調べたりすることはなかった。なぜなら…、

お互いに隠し事など無いし、私は夫の全てを知っているつもりだったから。単なる錯覚であり思い上がりだったけど。

また、この二年ほどはとても機嫌が良くて優しい気遣いができる夫だったから。以前のモラハラ夫とは別人のよう。良い夫たらしめたのは、好きな女が他にいて現を抜かしてたからだけど。無関心と懺悔の気持ちからなんだろう。

私自身が仕事や趣味を通して友人に恵まれていたため、悩み相談も遊びも夫をあてにしていなかったから。

あとは、私の両親の看取りと子どもの二度に亘る大学受験に忙殺されていたから。

 

不覚過ぎた。

 

夫のSNSをしらみつぶしに調べ、自分の目が節穴だったと気付いたきっかけは、夫の

転勤で引っ越したことだった。

仕事を辞め、親友とは遠く離れ、私には有り余るほどの時間だけが残った。もちろん

引っ越しの荷造りと開梱は多忙を極め心身共に疲れ果てたけれど。

 

人間というものは、（私だけかな？）時間が有り余っている時に何か気がかりな事が

起きると目をつむっていられなくなり、最悪の一番底辺に行きつくまで調べ上げたり

妄想する傾向がある。

そして、「やっぱりそうだった。」と奇妙な満足感を得た後、更に底辺を押下げていく探究心と妄想。

もう底なし。

ひたすら辛い辛いスパイラル。

 

でも、これって自分で自分を苦しめてる割合の方が大きい？

 

現在も尾を引く心の痛みと夫婦間にできた深い深い溝を考えると、夫のSNSは見るべからずなものだったのか。

いやいや、真実を知り、夫に釘を刺し罵詈雑言浴びせかけて仕返し出来たから見るべきものだったのか。

全然すっきりしてないし、解決してないけど。

 

まだ浮気は継続してるだろうし。そんなに簡単に切れるもんじゃないよね。

今すぐには離婚はしないつもり。

かと言って夫婦関係がどうなっていくのやら全然わからない。

 

結局、自分だけが苦しんで家庭内別居状態になっただけ。

３ヶ月経った今は見ない方が良かった…に気持ちが向いている。

だから、今は夫のSNSを一切見ないようにした。むっちゃ気になるけど。

 

自分の心を守るため。これが私の結論。

 

今後の夫婦関係や気持ちの整理をするためにブログに綴っていこう。